棟方志功 – 祈りと旅

棟方志功 – 祈りと旅

「わだば、ゴッホになる」と、郷里の青森から上京し独学で画家を目指した棟方志功。やがて、自ら「板画(はんが)」と称した木版画に独自の境地を開き、50歳代にはサンパウロ・ビエンナーレやヴェネツィア・ビエンナーレで日本人初の版画部門最高賞を受賞、「世界のムナカタ」と呼ばれるほど世界の舞台へ飛躍しました。昭和50年(1975年)に72歳の生涯を閉じるまで、変わらぬ旺盛な制作意欲で、数多くの傑作を残しています。
 本展覧会は「祈りと旅」をテーマに、全長26mの大作《大世界の柵》や古代神話や仏教に主題を得た版画の代表作を網羅してご紹介します。また、還暦を迎えた棟方が各地を巡礼のように旅しながら作り上げた《東海道棟方板画》や福岡の宗像神社や和布刈神社などを描いた《西海道棟方板画》、棟方自身が「倭絵(やまとえ)」と名付けた肉筆画や油彩画、本・雑誌の挿絵等多彩な約70件、330点の作品で、棟方志功の画業を辿ります。—案内より

場所:福岡県立美術館
2011年5月26日(木)−7月3日(日)
10:00–18:00(入場は午後5時30分まで)月曜休館
観覧料:一般1000円 高大生700円 小中生400円(団体料金等詳細は福岡県立美術館のサイトでご確認ください)
福岡県立美術館
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