生誕100年 香月泰男 欧州遊学スケッチ展II

生誕100年 香月泰男 欧州遊学スケッチ展II 1911-2011

「私は旬日の内にPARISを去るであろう。何一つ未れんもなく、くいることとてない。しょせん私は旅人にすぎぬ。-香月泰男(1957年1月27日 パリ・ラスパイユホテルにて)」
1956年(昭和31年)12月下旬、香月はパリを離れ、スペインへ向かいます。首都マドリードをはじめ、トレド、バルセロナを巡り、1957年の年明けはピカソの出身地であるマラガで迎えました。
次いでグラナダ、ヴァレンシア、バルセロナを訪れ、夕映えのピレネー山脈を遠く眺めながら国境を越え、拠点のパリへ帰還します。
パリを離れる数日前の画伯の思いが、スケッチブックの1ページにつづられていました、冒頭で紹介した文章はその一節です。
続いて列車でイタリアへ入った香月画伯は、2月2日の夕方にローマへ到着しました。(案内より)

日時:2011年6月24日(金)〜9月19日(日)午前9時〜午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
休館日:毎週火曜(祝日の場合は開館)
入館料:一般500円、小中高校生200円、未就学児は無料
場所:香月康男美術館
山口県長門市三隅中湯免 Tel: 0837-43-2500 Map

画家・香月泰男ヨーロッパ遊学の足跡

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