山口探訪・名勝、旧跡を描く

国体開催プレ企画展
山口探訪・名勝、旧跡を描く

油彩や素描、版画、萩焼の絵付け、さらに本人は「仕事の合間の余技」と称したオモチャ(小彫刻)作りなど、香月泰男の手がけた仕事内容は多岐にわたります。書籍の表紙画や挿し絵の仕事も多い香月画伯は、1963年(昭和38年)朝日新聞に連載された『新人国記・山口編』のカット絵を担当するにあたり、山口県内各地の名勝、旧跡を訪ねました。すみや鉛筆、クレヨンを用いて制作された作品群は、これまでまとめて紹介される機会はほとんどありませんでした。今回の企画展では、山口県立山口博物館所蔵のカット絵の原画や関連の素描作品を展示し、香月がふるさと山口をどのような視点でとらえていたのか紹介します。
また同年山口県ではじめて行われた第18回国民体育大会開催時には、香月画伯は同大会のメダルのデザインを担当しています。2011年(平成23年)10月の第66回山口国民体育大会開催を控え、国体のPRも兼ねてこのメダルも展示します。

2010年12月4日(土)〜2011年3月27日(日)
開館時間:午前9時〜午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
休館日:毎週火曜(祝日の場合は開館、翌平日は休館)年末年始休館(12/29-1/3)
入館料:一般500円、小中高校生200円、未就学児は無料
場所:香月康男美術館
山口県長門市三隅中湯免 Tel: 0837-43-2500 Map

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