織田廣喜美術館

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英國
Grandfather’s Letters 展
孫に宛てた1200通の絵手紙

1912年、インド軍を退役してカシミールで過ごしていたヘンリー卿に、初孫テディが生まれます。1914年にはマーガレット、1919年にはエリザベス、そして1921年には案が誕生。家族はインドに住んだり、英国に住んだり、一緒になったり離れたり…。どんな環境におかれても、愛する4人の孫たちに20年間にわたって送り続けた絵手紙がありました。1点1点丁寧にユーモアたっぷりに描かれ、玉手箱のように知識が詰まった絵手紙は総数1200通。時代や国を超えて、普遍の愛や手作りのぬくもりのある家族のコミュニケーションの素晴らしさが伝わってきます。
この絵手紙は、30年ほど前、ヘンリー卿の曾孫が亡き母の衣装棚から偶然発見したのもので、英国サザビーズはこれを「家族に宛てた世界最多の書簡」として認定、絵本は英国王室の愛蔵書となるなど、大変話題になりました。可愛いイラストをあしらえた手紙の数々は同じ時代に書かれた「ピーターラビット」や「くまのプーさん」とも比較される秀作です。これらは、すべてヘンリー卿が自分の愛する孫のために描いた指針で、本展覧会では、直筆絵手紙など100余点の展示をします。よき時代に思いをはせ、優れたコミュニケーション手段である手紙を見直す良い機会です。

2010年7月31日(土)〜8月29日(日)
開館時間:9:30〜17:30(入館は17:00まで) ※毎週月曜休館
場所:嘉麻市立織田廣喜美術館
入館料:一般310円、高校・大学生210円、小・中学生100円
主催:嘉麻市教育委員会
後援:駐日英国大使館、日本赤十字社、郵便事業株式会社、社団法人日英協会、福岡県教育委員会、NHK北九州放送局、朝日新聞社、西日本新聞社、毎日新聞社、読売新聞西部本社
企画協力:グランドファザーズ・レター実行委員会

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8th 嘉飯山の画家たち展

2010年6月19日(土)〜7月19日(月・祝)
開館時間:9:300〜17:30(入館は17:00まで)
場所:嘉麻市立織田廣喜美術館
入館料:一般310円、高校・大学生210円、小・中学生100円
主催:嘉麻市教育委員会
協力:稲築美術協会、山田美術協会、嘉美の会、飯塚美術協会
後援:福岡県教育委員会、NHK北九州放送局、朝日新聞社、西日本新聞社、毎日新聞社、読売新聞西部本社

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